日刊 岡田りぽーと

鎌倉市議会議員、岡田かずのりの活動日誌です。

市外持ち込みごみ

 市外のごみを持ち込み、名越のクリーンセンターで燃していた事業系一般廃棄物収集業者のことで、ゆゆしき問題であるから、早期に観光厚生常任委員会協議会を開こうと委員長と相談し、行政にも相談を持ちかけました。
 各委員にも内容を説明し、今後は協議会を開く予定であることを説明するよう行政に要請しました。
 ところが、ある筋からの話を聞くと業者間の確執があり、背後の関係もあるようなので一筋縄ではいかないというのです。
 ことは市民のためにきちんとやるべきで、行政も巻き込まれているのかどうかはっきりしませんが、何か臭いのある発覚といえそうです。
 ともあれ、市民のごみ半減への努力を考えれば、争っている場合ではなく、行政は公正、公平の立場から透明性を旨としてしっかりする必要があります。
 行政は業者のためでも議員のためでもなく、市民のためにあるということを肝に銘じなければならないと思います。
 一日も早い公益通報制度の確立が必要です。観光厚生常任委員各自の調査がこれからはいると考えます。
 ある委員からは大変立腹してキチンとすべきと抗議の電話が入りました。もっともな御意見です。
 

鎌倉市行政のたるみ

 今年10月の鎌倉市長選は無風選挙、低投票率という噂があり、これ幸いに綱紀のたるみがあってはならないと感じています。
 ところが先日配布された「市議会便覧」7月1日号の職員の電話番号が変わっていたり、転記ミスなどあり、相手の人も、かける私も戸惑うばかり。どうなってるのかな。

ごみ半減化に本気?

 7月10日付けの神奈川新聞28面に5段抜きの大見出しで「市外廃棄物持ち込む」と報道がありました。
 事業系一般廃棄物収集業者が今年1月に名越クリーンセンターに他市のごみを混ぜて持ち込んだという。1月に発生したことが、今になって新聞などに報道されるなど原局対応の遅さは問題です。しかも処分も確定していないもよう。
 6月議会での観光厚生常任委員会への報告もなく、遺憾です。他市より安いから鎌倉へごみを持ってくるのか、過去にこのような問題を起こしたことがあるのか、ないのか。ごみ半減計画との関係からどう考えるのか、なぜ、報告がなかったのか等々、聞かねばならないことが出てきます。
 もし、観光厚生常任委員会メンバーをみて、これはまずいと判断して報告していなかったとすれば、問題はさらに拡大ということになります。
 早急にきちんとした対応が必要です。
 鎌倉市行政のたるみがここでも出ているのかなと受けとめています。
 

今日の横浜地方気象台

横浜地方気象台

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 今日の気象情報

 三浦半島 [発表]大雨,洪水警報
 特記事項 土砂災害警戒 浸水警戒
 雨 10日午前3時頃まで
   1時間最大雨量 40ミリ
 付加事項 氾濫


二権分立ー議会の自立性

 地方分権に併せて地方議会の権能強化が問われています。議長による議会の招集や常任委員会での調査など問われています。議会の独立と議会への市民参画を考えるとき、まず議会事務局の行政からの独立が根本的に必要です。
 さらに行政への市民参画は進みつつありますが、議会への市民参画が極めて不十分と考えます。議会が独自に調査しようと思っていても各派の思惑があり、なかなか一致できないのが実情です。しかし、それを乗り越えていこうという雰囲気が醸成され、議会の議会たる根本が認識されれば、立法機関としての議会に対する市民参画も制度上工夫されてしかるべきと考えます。
 未知なる部分が多い課題です。世界に知恵を求める工夫も必要かもしれません。一問一答や議会へのカメラの導入は鎌倉市議会では行われていますし、政務調査費の領収書添付による報告も行われています。
 よりいっそうの透明性と公平性を考えると無所属議員がいる関係もあり政務調査費の会派別交付というよりも個々の議員に対する政務調査費の交付が考えられて当然ではないかと考えます。こうしてこそ、個々の議員の責任がよりいっそう明確になり、公平性、透明性が確保されると考えます。
 親分、子分の関係性を払拭して個々の議員が対等、平等につきあう関係性の構築が必要です。まずは、個々の議員の独立性保持の努力が不断に求められていると考えます。
 妥協し寄り添うのは簡単。自立の道は険しい。でも、その険しい道を歩むことこそ政治の真骨頂だと考えます。

青い麦の会30周年

aoi050709a 今日、午後3時15分から鎌倉市の福祉センター二階で「青い麦の会」30周年の記念行事がありました。石渡市長、保健所所長、観光厚生常任委員会のメンバー、行政、精神科医、家族、当事者、指導員、ほか関係者が一堂に集まり、お祝いしました。
 席上、精神障害者だけではなく、身体や知的の三障害について、今国会で法律が制定されようとしている。障害者自立支援法というもので、これが実施されれば大きく環境が変わるだけでなく、障害者の自立も出来なくなってしまうようなもので、これからが大変になる。何とか力を貸して頂きたいという内容でした。
 私はこの3年ほど旧会派から独立していた関係もあって、観光厚生常任委員会へ所属することが出来ず、総務や建設の常任委員会へいっていたこともあり環境の激変が分からなくなっていました。
 今後はしっかり見つめていく必要があると感じます。その方面の調査などしていこうと思っています。
 関係者の皆さんには大変ご心配をおかけしていたと反省しています。ごめんなさい。

玉縄議員団第二回会合を終えて

 大船駅西口駅前整備の26の短期的方策について原局と話し合いました。私の直感通り、26の短期的施策が短期・中期施策へ細分化されて事業が今後展開されそうな雰囲気です。
 人車分離とバスストップの集積と交通渋滞の緩和について一挙に解決するという発想は、現在の所、原局にはないように感じました。
 ただスケジュールを伴った計画を出さなければならないので苦労をしているということは分かりました。でも、それは今までのつけと思っています。
 大胆な発想転換が迫られていると感じています。お金がない。だから出来る所からという安易な発想では都市計画ではないと感じます。そんなことは誰でも思いつきます。思いつきだけでまちづくりをやられては美学もなくなります。
 戸塚と藤沢の間に位置し、鎌倉の玄関口として、何が今政策として一番大切なのかというまちづくりの戦略性がないと感じています。
 まちづくり戦略を語る人がいないのか、その能力開発が出来ていないのか、戦略なんてどうでもいいやと思っているのか、しっかり検証する必要があると思います。思惑や政治的動きではなく、まちの将来を見据えた哲学と戦略が必要なのに、どうしたのかと問わずにいられません。

アイデア募集

 大船駅西口整備計画に先立って石渡市政は過去4年間で26の短期的方策を作り、エレベーターとトイレが完成、植栽移動の歩道拡幅工事は現在進行形、大船駅構内における自由通路拡幅とnewdaysの所の敷地買収と拡幅は今後の課題となっています。でも、その計画は大船駅西口整備における基本的観点、交通渋滞の解消、人車分離、バスストップの集積が意識的にはずされてのものでした。
 今後は、この観点も入れての絵図面が必要になるのです。最終的には専門家が絵面を作るのでしょうが、上記の3つの観点を解決するアイデアをいただきたいのです。
 自薦、他薦のアイデアをください。
 議会などで提案して行こうと考えています。なお、横浜との協議調整で作った現在の大船駅西口整備事業計画案の絵面はボツと考えての提案です。
 また、注意しなければいけないのは開発ラッシュが玉縄地域にあって、今後の推移を勘案する必要があるということです。
 まちの景観などから考えて、むやみな開発圧力は、そろそろ減衰させなければならないと感じています。
 

大船駅西口問題を聞くー玉縄議員団

 今日、夕刻に大船駅周辺整備事務所で超党派の玉縄議員団が大船駅西口駅前整備について説明を受けると共に質疑など意見交換する予定です。
 なんとしても早期に解決しないことには人口増加の拍車がかかりマイカーの規制など規制、規制で通勤、通学に大変な不便が生じています。
 毎日の生活上のことですし、なによりも利用者の不便を考えると仕事はきっちりしなくてはと思います。
 10月が鎌倉の市長選、この問題をなおざりに考えると、えらい目に遭うのは必定です。
 もう、待てません
 6月議会で9月議会までにスケジュールを伴った計画を出すと市長と約束していますので、真剣かつ真剣に取り組みます。

小袋谷跨線橋について

 今週の初めにJRに勤める方々と懇談する機会がありました。そこで富士見町の所にある小袋谷跨線橋の安全問題について鎌倉市議会では橋が危険なので早期の安全対策と架け替えを要望するとともに関係機関に説明するなど全会一致で決議したところですと説明しました。
 今後のことについてもご協力をお願いしたいと要望いたしました。

視察

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 視察は7月4、5、6日の二泊三日。福岡市で防災と災害対策について。佐賀市で行財政改革と評価について。湯布院町で観光についてでした。

 写真は由布院駅の改札と全景、そして駅近くにある女性用トイレの様子です。トイレは大変広々としてきれいでした。
 会派視察で総勢7名でした。
 かたや世界遺産登録しようと意気込む鎌倉市ですが、トイレが汚いと有名です。今後、トイレの数やデザイン、広さなどじっくり調査が必要です。気が焦って実体が伴わないというのが現状ですから、しっかりする必要があります。
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fukua写真は福岡市の災害対策本部室です。







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決議を生かす市民との共闘態勢の準備

 小袋谷跨線橋の安全性確保と早期のかけかえを求める決議が鎌倉市議会の総意として示されました。
 今後は市民の皆さんとともに、この決議を完全に実のあるものにするために署名活動などの共闘体制を組む必要があるのではないかと指摘いただきました。
 仲間の議員や市民の皆さんの御意見をいただきながら、決議を実のあるものにするために頑張ろうと思います。

小袋谷跨線橋議会決議の全文

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 小袋谷跨線橋の安全確保と早期架け替えを求めることに関する決議が鎌倉市議会6月定例会最終日に全会一致で可決成立しました。提出者は松尾たかし議員です。全文を掲載します。

最終本会議で9本の議会議案

 昨日、鎌倉市議会の6月定例会が終わりました。
 鎌倉市農業委員会の委員の選任による委員推薦の議会議案を除いて9本の意見書や決議がありました。
 地方議会議員年金制度の廃止を求めることに関する意見書の提出については民主党鎌倉市議会議員団としてどうするかということが話題になりました。
 先輩の元議員の方からご示唆もいただきましたが、改めて会議にはかり、新人議員の意見もききました。一致団結で外に会派の団結力を誇ることも大切であるが、柔構造の会派の姿を見てもらった方がより市民にわかりやすいということで、会派拘束を外して議会に臨みました。
 また、年金については外部講師など探しながら認識を深めていこうということも団会議の中で合意しました。
 「小袋谷跨線橋の安全性確保と早期架け替えを求めることに関する決議」は全会一致で可決しました。鎌倉市議会もすてたものではないと感じた一瞬でした。
 牛海綿状脳症の意見書は食の安全性の徹底を求めるということで米国産牛肉の輸入再開を安易に行うことなく、厳密な検査を求めることなど全会一致で可決成立しました。
  連合の地域メーデの方針の1つ、横須賀の原子力空母反対などの意見書も多数で可決成立しました。
 他会派の先輩議員の面目をつぶすことになり心苦しかったと感じての提出でした。失礼しました。そして有り難うございます。
 その他、4議案についても団会議では一致して賛成の態度で臨み、議会では全会一致、多数で可決成立しました。

改革の重み

 先日、知人に指摘されました。「改革、改革というが、改革は革命につぐ根源的な政策変更を迫るもので、あなたのいっていることは改革ではなくて改善だね」と。
 心の深部にぐさりと突き刺さった言葉でした。
 毎日この言葉を反芻しています。

 相手と自分の力関係の合力が現実を形成している関係から、自らのふがいなさに悩み多い毎日です。
 
 でも、渾身の力を振り絞って嫌われても正義を貫く力を醸成していかなければならないと自分に言い聞かせています。

鎌倉の海開き

 鎌倉の海開きが6月28日ありました。
 式典が終わったのちに海難訓練があり、第一小学校3年生の児童たちが見学に来ていました。
 海開き1





海開き2




海開き3

鎌倉の海開き

 明日は鎌倉の海開き。関係者による海岸での儀式があります。市民の皆さんからは場違いにならないよう関係者の皆さんもっとラフな格好でという要望が来ています。
 今年から少しスタイルも変えてということだと思います。
 

近年にない多数の意見書など

 今、話題の狂牛病(BSE)に関連しての米国産牛肉輸入再開について意見書が出されそうです。また、分権改革に関連する意見書やアメリカの原子力空母等の反対の意見書、住民基本台帳法改正についての意見書、義務教育費国庫負担制度堅持についての意見書、小袋谷跨線橋に対する安全対策など求める議会決議など、今議会は一般質問者も通常の二倍の数がありましたが、大量の新人らが当選したことからする影響が反映されてきていると考えています。
 いや、ついに鎌倉市議会らしくなってきました。今まで以上に気配りしたり、胃が痛くなったりする毎日ですが、緊張感溢れる議会になってきた感があります。
 多分、市民にとっては益するところ大なのかなと思っています。決着は最終本会議の今月30日です。

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昨年の台風22号

0401009t22昨年10月9日、鎌倉を襲った台風22号の傷跡の一コマです。
 知人の方から栄光坂の土砂災害の写真をいただいたのでアップしました。
 石垣、金網、電柱、ガードレール、竹藪や樹木を押し流しての惨事でした。
 山に水の道が出来ている所は怖いと感じています。

資料

 6月の鎌倉市議会建設常任委員会で小袋谷跨線橋について地元説明会がありましたが、その時の神奈川県の資料の一部ということで委員会へ配布がありました。
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 小袋谷跨線橋の調査報告書説明では、大きな疑問があり、危ない橋と認識できたわけですからきちんとした対応をすべきと考えます。
 鎌倉市行政側は安全宣言をしましたが、私は議会側では認識が違うと思いますので、議会できちんとした声を上げる必要があると考えます。
 市長与党だからといって、ひいきの引き倒しはしません。
 言うべきことをきちんと言ってこそ二元代表制のシステムが正常に動く証といえると考えます。
 地方政府と議会の関係は国会と同じ議院内閣制ではありません。

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