日刊 岡田りぽーと

鎌倉市議会議員、岡田かずのりの活動日誌です。

報告書を読んで

小袋谷跨線橋橋梁調査委託報告書を読みました。
大船側から富士見町方面へ番号振って調査結果を示しています。
跨線橋の下はJR横須賀線。
跨道橋の下は県道。
点検方法は目視とノギス、ハンマー、クラックゲージ等使用で調査。
損傷の種類を26項目に分類。
20以上の橋脚や床板など調査。
この橋は1931年建設で73年が経過している橋。
跨線橋部支承部の詳細点検が必要と結論づけしています。

 大船側と比較して地盤がしっかりしている富士見町側のp15〜p19間を代表モデルとして耐震診断検討しています。
 しかし、土質条件など不明、基礎は松杭だが杭の径や本数は不明。
 でも、
既存資料から松の丸太杭、末口30cm、長さ4.5mとし、橋の軸方向に3本として横にも3本と想定しています。

 耐震対策はJR横須賀線の上の跨線橋部と県道の上の跨道橋部で必要で、ラーメン構造を持っている他の箇所は不要ですとしています。
 でも、耐荷力調査では床板耐力は3.3トン、主桁耐力は10トン、防護柵は179kg<1000kgで不足。
 車両の制限措置は必要ですが、床板、主桁の補強工法は提案しても応力超過によるひび割れは認められず追跡調査で観察するとしています。
 さらに、基礎工の所では、大船側の支持力が不足していて工事をやる必要があるが工事費が高価なので、地盤沈下が確認されていないことから追跡調査で観察するとしています。

 一言で言うと跨線橋と跨道橋部分の耐震対策が必要で、
大船側の支持も不安でしっかりする必要があるが、見た目異常がないので観察してね。
 他は、支持や床板など安全面から問題あるが、見た目大丈夫だから車両制限して、観察してね。新しい橋を架けるときは振動などで危険だから大船側の支持については注意してね。
 他はラーメン構造で一気に倒壊することはないので、注意すればというように読み取れました。

 でも、杭などきっちり観察して算式で出したわけでもなし、見た目、すごい亀裂が入っているし、本当に大丈夫? 問題ありではないのですかというのが正直な感想でした。

 すぐに安全宣言出せる状態でないのは読み取れました。

玉縄議員団No.1会合

 昨日、第一回の玉縄議員団の会合がありました。
 団長は一年任期で持ち回り。団長は私、副団長はネット新人の萩原さん。
 来月早々に大船駅西口問題で行政にも説明してもらって学習会&質問、疑問をやる予定です。副団長には来年に団長になるので今回汗をかいて頂くことになりました。
 問題が山積の玉縄地域ですので、議員団がもう少し表に立って頑張ろうということになりました。
 また、大船議員団との合併も議論になりましたが、合併論議は見送られました。
 党派が違う四人組です。
 萩原、小田嶋、大石、そして私の各議員が玉縄議員団のメンバーです。よろしくお願いします。
 来年は団長、萩原さん、副団長、小田嶋さんです。その次は団長が小田嶋さん、副団長が大石さんと回ります。
 

小袋谷跨線橋と大船消防署の位置

大船消防署
 大船消防署と前に危険な跨線橋としてテレビ報道された小袋谷跨線橋の位置。
 写真をクリックすると拡大して見ることができます。

大船消防署のはしご車は通らない

 先日メールで入手しました。また、今日ある所で聞きました。大船消防署のはしご車は出動時に小袋谷跨線橋は危険だからと通らないと。
 市民の安全・安心を守るためにとてもヘンですよ。

 6月27日に関係者の方から重量制限で8トン以上ある15トンのはしご車は通りませんと教えて頂きました。
 あらかじめ危ないから通らないのではなく重量制限があるから通らないので、そこの所お間違えないようにということですので、訂正とお詫びをします。
 失礼しました。
 

議会決議提出へ

 小袋谷跨線橋の安全を確認する議会決議を出そうと超党派で仲間たちが頑張っています。市民の安全・安心を求める決議など議会は意思表示すべきと思います。

小袋谷跨線橋橋梁調査委託報告書

 今朝、鎌倉市役所で公文書公開条例に基づいて「平成16年度 小袋谷跨線橋橋梁調査委託報告書 平成17年3月」(鎌倉市都市整備部道路整備課、明治コンサルタント株式会社)の本文部分325ページを取り寄せました。
小袋谷跨線橋橋梁調査委託報告書
 今後読み込んでいきます。

これでいいのか。市民への安全対策

 昨日の建設常任委員会。
 小袋谷跨線橋の多数の亀裂について機能低下はないと原局答弁がありました。そして鉄橋の固定化については来年早々工事したいと行政発表。
 本会議答弁ではひび割れはなく通常の使用は安全と答弁があり、ひび割れや亀裂を指摘されると機能低下はないという始末。
 大体根っこの議論では推定で条件を入れて作り上げた報告書。ある意味、砂上の楼閣的な安全宣言。
 報告書の本文を抜粋ではなくすべて取り寄せて調査します。
 それにしてもこんな答弁に納得する議会でいいのか、ものすごく悲しい現実と考えます。
 これではいけない。鎌倉市議会。

跨線橋をどのように見るのか

 小袋谷跨線橋問題が話題になっています。
 今日の建設常任委員会で委員会のメンバーがどのように意思表示するのか注目されています。
 委託報告書も出ています。現地の状態はどうか。慎重な調査と判断が求められています。
 傍聴予定です。

観光厚生常任委員会の約束事

 昨日の観光厚生常任委員会で議案の採択の時に総員挙手で、例えば委員長が反対の時は、その旨告げるように委員会の中で約束事をしました。
 今後は建設常任委員会のような形式をとるようになりました。委員長になったときの心構えが必要になったと考えています。もし、委員長が総員と違う判断をした時、その旨を告げないと自己の意思に反して総員の意思が委員長の意思でもあるというように取り扱われますので注意が必要になりました。

指定管理者制度

 昨日、観光厚生常任委員会がありました。指定管理者制度の導入が行われる施設ごとに条例の改正が行われました。共通規則があって、その中でいろいろと重要な決めごとがあるのです。
 議会や市民の関与が直接的に出来ないようなので、その点を留意して市民の立場、サービスの苦情など迅速対応できるようにするべきだと主張しました。
 地方分権、市民協働といいつつ、議会や市民の関与が出来ないようでは問題と考えています。
 事業の丸投げはないと思いますが、問題が起こったときに議会が迅速対応できるよう要望しました。
 ボールは行政に投げ返したので、行政からどんな返事がきちんとした形で返ってくるのか楽しみです。

提言

 石渡鎌倉市長は、直ちに小袋谷跨線橋の通行車両のトン数制限をし、県と緊急協議の上、小袋谷跨線橋の全面的補強対策或いは架け替え工事の前倒しなどとるべきです。
 小袋谷跨線橋に対して、公共の責務、市民の安全・安心の対策を今度でた報告書をもとにきちんととる必要があると考えます。
 神奈川県やJRもうかうかしていられないはずです。

 下記の同僚議員の関連ページを見て頂ければ、全体像をつかむ参考になると考えます。
 松中健治議員
 松尾たかし議員

続々、小袋谷跨線橋

小袋谷跨線橋12







小袋谷跨線橋11



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小袋谷跨線橋13

亀裂がないとした行政への反論写真

 同僚議員の一般質問に対する答弁を聞いていた中で、小袋谷跨線橋について目視で亀裂がないと答弁していたので写真で反論しました。
 理論では報告書で通常でもダメ宣言が出ているので、地震が来たらダメダメダメとなっています。
 いや、安全係数がかけてあるから3.3トンでもその3倍は大丈夫だからといって8トンまで大丈夫宣言をして、今まで大丈夫だから大丈夫という強弁は「健康診査して問題だと分かっても大丈夫、今は死んでいませんからー」というに等しいと思っています。
 大丈夫でないことが分かった報告書をみて、小袋谷跨線橋の目視で大丈夫だから大丈夫の安全宣言はびっくり宣言とも言うべき宣言で後世まで残る大ミエ宣言と思います。
 じゃ、何のための調査報告書?委託までしてお金払って調査してもらって危険の指摘に目視で安全だから安全の安全宣言では何のための委託なのとなります。
 今までやった公共施設の耐震補強工事はしなくていい工事だったのですか。
 議論が今泉のクリーンセンター改修工事の時、名越でどれくらい焼却できるかで問題になったときの議論状況に似てきました。 

続、小袋谷跨線橋の目視

 小袋谷跨線橋の目視、写真の追加です。
 私は目視でも危険宣言は出せても安全宣言は出せないと感じています。
 写真上をクリックしてください。写真が拡大します。
 小袋谷跨線橋7








小袋谷跨線橋8



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小袋谷跨線橋9



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小袋谷跨線橋10

小袋谷跨線橋の安全性

 小袋谷跨線橋の安全問題について自民党の本田市議が木曜日の一般質問で指摘しました。
 私は大きな問題であると認識し金曜日の一般質問で急遽、2つの質問項目の間に、この問題の重大性を次のように市長に指摘しました。
 以下、全文です。
「今朝の新聞各紙に、昨日小袋谷跨線橋の危険性を指摘した同僚議員の質問についてのやりとりがのっていました。
 市長は小袋谷跨線橋の危険性が数値で指摘してあった報告書に対して通常の使い方では安全だとする安全宣言を出しました。
 しかし、阪神淡路大震災以後、全国で耐震性が問題となり本市においても公共施設、とりわけ本庁舎や学校など耐震作業が予算計上され、耐震作業が行われているのが実情です。
 報告書における橋の支持の状態が通常OUT、レベル1、レベル2、OUTと指摘されています。橋は現在8トン車まで通過していますが、理論値は3.3トンで危険性が指摘されています。
 従って、市長が昨日安全宣言を出されましたが、納得のいく理論的根拠が不明です。
 跨線橋を渡るバスには子どもも乗っており、横須賀線の電車にも子どもが乗っています。
 生命と安全を守るのは行政の最大最高最重要な使命ですので安全宣言を出された根拠を十分吟味され市民の安全・安心の確保のため是正されることをおすすめしておきます」
 と述べて次の鎌倉駅と周辺のまちづくりへ質問を移行しました。

小袋谷跨線橋

 小袋谷跨線橋の目視調査
 6月18日の調査。大きな問題なので鎌倉市市議会議員の皆さんは自分の目で確かめて安全か安全でないか結論を出されることが賢明と考えます。
 亀裂が随所にある跨線橋。そしてJR横須賀線の上部鉄橋部分の固定はこれだけ。(一番下の写真)
 なお、写真をクリックすると画像が大きくなります。
小袋谷6








小袋谷4







小袋谷3







小袋谷2







小袋谷1

今日は納所さんの質問から

 昨日は大船にある小袋谷跨線橋の委託診断調査のことについて本田さんの質問で止まりました。
 再開して質問は終了。 
 今日は納所さんから質問が始まり、最後まで行く予定です。

今日は千さんの質問から

 昨日は小田嶋さんが質問する小袋谷跨線橋の所で答弁がストップしました。
 答弁調整ののち質問再開。
 今日は10時からです。質問者は千さんからです。
 

一般質問の順番

 先日の議会運営委員会で決定した一般質問の順番が
どこにも掲載されていないようなので報告します。
 質問者順です。

1.原さん「教育諸問題について」「行財政改革について」「図書館行政について」「観光行政について」「海岸整備について」「防犯について」

2.赤松さん「市長の政治姿勢についてー憲法・平和都市宣言などに関連してー」

3.森川さん「鎌倉市の後援と市民活動の支援のあり方について」

4.前川さん「教育行政における諸問題について」「地域コミュニティーについて」

5.小田嶋さん「都市計画道路腰越・大船線整備計画について」「大船駅西口駅前マンション計画について」

6.吉岡さん「福祉の充実について 介護保険法や障害者自立支援法との関連で」「雨水排水対策について」「モノレール西鎌倉周辺の交通対策とバリアフリー化について」

7.千さん「選挙の時の問題点について」「災害弱者対策について」「横断歩道の前の歩道に上がるときの段差について」「歩きにくい歩道について」「笛田公園の多目的トイレがあるにもかかわらず段差ばかりなので、公園利用者の一部しか利用できない問題点について」

8.大石さん《子どもの安全と地域の安全》ということで「防犯ブザーの配布」「学校の安全」「子どもの登下校時の安全確保」「地域の防災拠点の設立」

9.本田さん「市長の政治姿勢について」「小袋谷跨線橋について」

10.高橋さん《市民要望を実現するために行政は何をすべきか》ということで「市民要望の実現率の向上目指して」「すぐやる課」「オンブズマン制度」《緑保全について》で「緑地保全推進地区」「三大山林」「手続き、手法」

11.高野さん《住宅政策について》で「若い世代の定住促進に関連して」《健康増進について》で「健康増進プランの策定に関連して」

12.納所さん「今回の市議選の総括について」「自然災害対策について」「少子高齢化対策について」「ペット飼育者のマナー向上啓発について」「深沢地域のまちづくりについて」

13.白倉さん「消防・救急体制の充実について」

14.久坂さん「高齢者福祉について」

15.自分「大船のまちづくり」「鎌倉駅と周辺まちづくり」

16.松尾さん「行財政改革について」「スポーツ振興について」

17.石川さん「ごみ行政について」「学校給食について」

18.萩原さん「高齢者福祉の諸問題について」「障害者福祉について」

 以上の18人です。明日から始まりますが金曜日までで終わるかどうか、始まってみないと分からない議会です。

明日から一般質問

 明日から一般質問初日で18人の質問。全機発進の会派が3つ。すごい。
 会派に残る機が一機もないというところがすごい。
 空中戦ですから撃墜されたり、不時着したり、撃破したり、パチパチ、シュー、ドッカンの風景が見られるのかなと思います。
 迎え撃つは全軍の指揮を執る石渡市長。全機入り乱れての空中戦です。
 私は撃墜されている回数が多いので、もう少し工夫をしなくてはと思っています。
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